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えごまの葉

日本では焼肉店でみかける「えごまの葉」。韓国では焼肉を巻いたり、刺身を巻いたり、またえごまのキムチやカムジャタンなどの料理でも使われる定番食品のうちの一つです。
一見すると、大葉のようですが味や香りは全く異なる野菜ですが植物分類学上は、シソ科に属する1年生草本植物です。
韓国初の農書ある「農事直設」(1429)には、えごまは油麻(ゴマなどをさす言葉)、水荏子 と記録されていることから古く栽培されてきたことがわかります。
葉の独特な香りを家畜が嫌うので、作物保護の目的で使用されることもあります。

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日本で機能性表示食品へ

2020年韓国錦山郡のえごまの葉が機能性表示食品に登録されました。(届出番号 F109)
これは、えごまの葉に含まれるロスマリン酸(ロズマリン酸)が花粉やハウスダスト、ホコリなどによる目の不快感を軽減することが報告されており、目の不快感が気になる健常な方に適しているとされているものです。一日当たり1袋(20g)を目安にお召し上がりください。

韓国で主に流通されているえごまの葉の種類

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良いえごまの葉

・色    - えごまの葉が濃い緑色で柔らかいもの
          - 赤や黒があるのはみずみずしくない
・形    - 茎が乾かず、サイズが一定のもの
          - ふわふわで小さいとげが鮮明ほど良い
          - 艶がなくてフチがはっきりとしたものが収穫したばかりの新鮮なゴマの葉である
・香り  - 香り強いほど、新鮮なゴマの葉である
・下準備方法 : 綿毛がある部分に異物がついていることがあるので気をつけて洗うこと
・保管方法 :
         - えごまの葉は、乾きやすいので、密封して、水分が蒸発しないようにして冷蔵保管する
         - 水気をとり、紙に一度包んだ後、ラップをして保管する

 

※出典 :農林水産食品教育文化情報院 農食品情報

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