街中にある多くのラーメン屋さんを見ると日本人ほどラーメンが好きな国民はいないのではないかと思いますが、一人当たりの即席めん消費量は韓国が世界一ということをご存知ですか? 世界ラーメン協会の推定によると、即席めんの2013年の韓国での年間総需要は36.3億食、人口約5000万人と想定すると年間一人当たり約73食消費していることとなります。なお参考までに日本人の年間一人当たり消費量は約43食で、韓国人は日本人の1.7倍即席めんを食べていることになります。
日本ではラーメン屋さんに行くと、お店で作っているスープと麺が提供されることがほとんどですが、韓国では外食店でラーメンを注文しても多くの場合インスタントラーメンが出されます。 また日本で鍋のシメにはご飯やうどんを入れるように韓国ではトッピング専用の即席めん=ラーメンサリがあり、鍋に即席めんを入れて食べることも多くあります。代表的なのはプデチゲで、その他トッポッキにラーメンを入れたラポッキという料理も存在します。 インスタントラーメンは日本では家で食べるものですが、韓国では外食店や様々な料理にも応用されている為、韓国は世界一の即席めん消費大国となったのかもしれません。