八道料理

江原道(カンウォンド)料理

江原道は、北朝鮮と韓国の双方に属します。高原、山岳地帯が広範囲に広がり、じゃがいも、とうもろこしなどの畑作が中心。山菜も豊富に採れます。日本海に面している地域ではスケソウダラ、イカが漁獲されるため、これらを使った料理が多く存在します。
江原道の料理は見た目にも素朴で、自然の風味が活かされているので、使用する調味料や薬味は少なめです。
江原道では大根の栽培が多いため、キムジャンでは大根キムチを多く作るのですが、塩辛を多く食べないため、塩辛の代わりに凍太(トンテ)といって半乾きの鱈をキムチにいれます。長期保存が可能なので、凍太は時間の経過とともに塩辛のようになります。
<代表的な料理>
冷たいそば(メミルマッククッス)、いかの肉詰め(オジンオスンデ)、どんぐりのでんぷん寄せ(トトリムッ)スケソウダラの焼き物(トンテクイ)、じゃがいもすいとん(カムジャスジェビ)

山菜ピビムパッ(サンチェピビムパッ)

山菜ピビムパッ(サンチェピビムパッ) 산채 비빔밥 

全羅道(チョルラド)のお寺から生まれたピビムパッで、精進料理ではニンニク、ネギ、ニラなどの香味野菜を使わず、素材の持ち味を最大限に活かした体に良い一皿です。江原道(カンウォンド)の特に南部に位置する平昌(ピョンチャン)群は、約7割が高原地帯で様々な山菜が採れるため、秋のピビムパッとして食べられるようになりました。色々なきのこ類も入れると、山菜との組み合わせが絶妙です。日本で同様のピビムパッを作ろうとすると、山菜を手に入れるのが難しいです。

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