料理紹介

薬食(ヤクシク)

薬食(ヤクシク) 약식 

新羅時代の488年、第21代王の命が狙われるとい事件があり、鳥、ねずみ、豚に救われたという説がありました。それから、正月の最初に迎える亥、子、午日は厳粛に過ごし、特に、午日である15日はおこわを作って鳥に捧げたといいます。このおこわは、薬食(ヤクシク)または薬飯(ヤクパプ)といって、この時代はご飯に鳥の好きななつめだけ入っていました。のちに、醤油、黒砂糖、栗、松の実、ごま油などが入り、豪華な正月の節日食となりました。

干し柿クルミ巻き

干し柿クルミ巻き 곶감 호두말이 

朝鮮時代に王様がお客さまを接待するために用意した茶菓床(タグァサン)。干し柿クルミ巻きは、茶菓床で出された伝統菓子の一つ。また乾き物(マルンアンジュ)の九節板(クジョルパン)にも入っており、お客さまに喜ばれる一品でした。干し柿はエネルギーとカルシウムが豊富、くるみは不飽和脂肪酸、たんぱく質が多く含まれており、お年寄りに合うデザートです。また柿は肝臓機能を高めるため、二日酔いに効果を発揮。お酒のおつまみにも合います。

五味子茶(オミジャチャ)

五味子茶(オミジャチャ) 오미자차

五味子(オミジャ)は朝鮮五味子のことを指し、6月から7月にかけて白い花を咲かせ、その後赤い実になります。名前の由来は、酸味、苦味、甘味、塩味、辛味の五味を持っていることから。干した実がお茶になり、実と同様に鮮やかな赤色に染まります。五味子は生薬にもなるため、薬効の強さが特長。甘味と酸味が一番強く感じられるため、肺を保護し、去痰、鎮咳にも効果があると言われています。五味子茶にフルーツを加えると、五味子花菜(オミジャファチェ)というデザートになります。

なつめ茶(デチュチャ)

なつめ茶(デチュチャ) 대추차 

なつめは、部族国家時代にはすでに中国から伝わり、朝鮮半島では栽培されたほど歴史のある食材です。お茶に使用するなつめは、乾燥させたもので、甘味が強いのが特徴です。一日三粒食べると年をとらないという中国のことわざ通り、高い美容効果があります。韓国では加工されたなつめ茶も多くあり、ポピュラーな伝統茶の一つ。なつめは生姜といっしょに用いると、生姜が胃の調子を整え、なつめが脾を補う効果を強めることができます。

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