料理紹介

海鮮鍋(ヘムルタン)

海鮮鍋(ヘムルタン) 해물탕 

海鮮鍋のヘムルタンは、ヘムルが「海物」、タンは「スープ」を意味しています。韓国のどの地域でも食べられていますが、特産物によって食材が変わり、済州島ではアワビ、全羅北道(チョルラプクド)ではワタリガニとなど、地域の個性が出ます。韓国では海鮮鍋を作る時、魚の生臭さを無くすために熟成したキムチとキムチ汁を入れます。特に寒い冬に辛い韓国式海鮮鍋を食べると、体がポッカポッカになります。鍋の具材を食べきったら、最後はご飯を入れて海鮮の旨味をすったチャーハンに仕上げます。

シレギナムル

シレギナムル 시래기 나물 

江原道(カンウォンド)や山菜が豊富に採れますが、冬が厳しいため、干したもの水で戻して料理に使うことが多いです。全国的にシレギは食べますが、江原道のものは良質。通常は、キムジャンといって、越冬用のキムチ作りの後に、余った大根の葉を湯がいて乾燥させシレギを作りますが、江原道では最初からシレギ用の大根を栽培しています。シレギには、生をそのまま乾燥させたもの、一度湯がいてから乾燥させたものの二種類があります。

すいとん(スジェビ)

すいとん(スジェビ) 수제비 

朝鮮時代、スジェビは食欲がおちる夏に良く食べられ、特別食の一つでした。その後、貧しい時代があったため、直ぐ出来てお腹いっぱいなるための食事にとってかわり、今は懐かしい味で別味料理として、改めて注目されています。韓国には専門店があり、朝食や昼食として良く食べられます。家庭で作る場合、手間はかかりますが、煮ぼしからだしを出して使うと、体に優しい味になります。また、古漬けキムチ(ムグンジ)を使ったスジェビは、身体の芯から温まり、冬にお勧めです。

菜の花キムチ(ユチェキムチ)

菜の花キムチ(ユチェキムチ) 유채 김치 

韓国で一番温暖な済州島(チェジュド)は、2月下旬から菜の花が咲き始めます。4月には菜の花祭りが開催され、黄色い花があたり一帯を埋め尽くします。済州島の郷土料理に春ならではの菜の花キムチがあり、苦味に特徴があります。薬膳的には、気血の巡りをよくして、デトックス効果があります。酸っぱくなった菜の花キムチを刻んで酢飯と混ぜると、食欲をそそる混ぜご飯になります。混ぜご飯は、おいなりご飯として利用できます。

さんまチゲ(コンチチゲ)

さんまチゲ(コンチチゲ) 꽁치찌개 

済州島ではサンマが採れるため、個性的なサンマ料理があります。サンマを使ったチゲは野菜がたっぷりで、蒸し煮のジョリムのようなおかず感覚で食べられます。一般的に、サンマチゲは生を使うよりも缶詰が多く、スーパーには水煮缶が並んでいます。サンマはタンパク質、脂質、ビタミンB12、ビタミンDとDHAが豊富で、栄養満点です。また、済州島には変わったところで、焼いたサンマを丸々一本を具にしたのり巻きがあります。

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