韓国農水産食品

イチゴ

いちご

韓国国内需要の増加と夏いちごの重要性

 子供から大人まで幅広く愛される果物の一つがいちごです。いちごはもちろんそのまま食べてもおいしいですが、ケーキやお菓子、アイスクリームやジャムなど様々な用途に加工され、消費されている点も特徴です。 韓国でもいちごは人気の果物の一つでその年間消費量(1人当たり)2011年:3.6kg、2012年:4.0kg、2013年:4.4kgと年々増加傾向にあります。いちご好きの日本人に引けを取らない消費量といえるでしょう。 韓国産いちごの特徴の一つは、冬いちごと夏いちごに分けられる点です。冬いちごの主な収穫時期は12月~翌年5月と日本と同時期で、夏いちごは一般的に6月末から11月頃まで収穫できます。韓国国内での需要の高まりを受け、端境期に収穫ができる夏いちごの供給は非常に大きな役割を担っています。夏いちごは品種も多様ですが、そのうちフラメンコという品種が生産面積の約90%を占めています。

日本を上回る生産量

 韓国国内の需要増加に伴い、生産量も増加傾向にあります。収穫性の高い品種や耐病性を向上させた品種の改良や普及、高設式水耕栽培のような施設栽培が拡大していることが大きな要因です。図1の通り韓国と日本のいちごの生産量を比較すると2012年、2013年は韓国が大きく上回っている事がわかります。

韓国と日本のいちご生産量推移

いちご

東南アジアで人気!韓国産イチゴ

 生産の増加に伴い、図2の通り韓国産いちごの輸出も増加傾向にあります。主要輸出国は香港・シンガポール・マレーシア等で韓国品種の梅香(メヒャン)、雪香(ソルヒャン)など糖度が高く適度な酸味があり果肉がしっかりしていて長距離輸送にも適した品種が人気です。一方で日本への輸出は減少傾向にありますが、韓国産いちごの優れた品質から高価で取引されていることが特徴です。2014年財務省輸入統計によると日本が輸入しているいちごの約98%を占めるアメリカ産いちごの価格が1kgあたり1008円であるのに対し韓国産のいちごは1kgあたり1863円と約2倍近くの価格差があり、日本で韓国産いちごが高く評価されていることがわかります。

韓国産いちご輸出推移