韓国農水産食品

マッコリ

マッコリ

韓国の伝統醸造酒マッコリ

 マッコリは米、小麦などの穀物を蒸したものにヌルクと言われる麹を混ぜ水を加えて発酵させた後、粗濾しした韓国伝統の醸造酒です。「マッコリ」という言葉は韓国語で米と麹で醸してから粗く濾したという意味があります。
マッコリは韓国でも最も歴史の古い酒と言われており、もともとは農作業をする人々が疲れた体を癒し、空腹を満たす為に飲まれていたお酒です。その後、労働者や軍人、学生にも広まり韓国全土で庶民のお酒として愛されてきました。
また、マッコリに使われる麹は梨の花が咲く頃に作られることから「梨花酒(イファジュ)」、濁っていることから「濁酒(タクジュ)」、農作業をする人々が飲んでいた事から「農酒(ノンジュ)」とも呼ばれています。なおマッコリを韓国語で発音すると「マッコルリ」が近いです!

様々なマッコリの種類

 韓国にあるマッコリの醸造場は約750箇所、生産されているマッコリの種類も約2000種類(2012年現在)に上ります。
主原料は米や小麦が主流ですが、とうもろこしや栗、じゃがいも、蕎麦などを主原料としたマッコリもありバラエティ豊かです。その他りんごや梨、マンゴー、イチゴなどの果物や松茸、高麗人参、ナツメが入ったものなど種類が多く飲み比べる楽しさも満点です!
また、近年ではマッコリと果物ミックスしたカクテルも登場しました。 アルコール度数は約6~8%が主流ですが3%、18%など嗜好に合わせた様々な商品が販売されています。

様々なマッコリの種類

韓国で飲むマッコリと日本のマッコリは違う?!

 みなさん、韓国に旅行に行った時に飲んだマッコリと日本で飲むマッコリ、少し味が違うと思った事はありませんか?
韓国で飲んでいるマッコリは「生マッコリ」と言われ、製造の最終段階で加熱殺菌されていないものをいいます。酵母が生きているため、微炭酸でさわやかな味わい特徴です。但し、新鮮な生マッコリは発酵が進んでしまう為賞味期限が非常に短く、加えて要冷蔵であることから日本では殺菌マッコリが流通していることが多いです。近年ではマッコリの容器(キャップ)の改良等で賞味期限が伸び日本でもおいしい生マッコリを飲めるようになってきましたので、まだ飲んだ事がない人はぜひ一度飲んでみてください!
また、殺菌マッコリも生マッコリも冷やして飲む事をオススメします!適温は5℃前後で適温で飲めば香りや清涼感が増しますますおいしく召し上がっていただけます。保存する際も直射日光を避け涼しい場所か冷蔵庫で保存して下さい。

10月最終木曜日は「マッコリの日」

 みなさん、10月の最終木曜日が「マッコリの日」だということをご存知ですか?その年に採れた新米で作ったマッコリの解禁をお祝いする日で日本でも2014年に正式に記念日として認定されました。
マッコリに合う韓国料理といえばチヂミです。特に韓国では雨が降るとチヂミを食べマッコリを飲むという文化があります。由来はさまざまですが雨が降ると農作業ができない農民が家にある食材でチヂミを作りマッコリを飲みながら憂鬱な気分を癒していたという説や、チヂミを焼く「パチパチ」という油の音が雨音と似ているからなどという説があります。
10月最終木曜日といえばマッコの日!マッコリに合う韓国料理といえばチヂミ!という韓国文化がいつか日本にも根付いて欲しいです。

様々なマッコリの種類