料理紹介

セリの五色巻き(ミナリカンフェ)

セリの五色巻き(ミナリカンフェ) 미나리강회 

セリの五色巻き(ミナリカンフェ)は、陰陽五行説で重要な五色の食材を使い、一口サイズで食べられる宮廷料理。その形が華やかできれいに整っていて、春のやわらかい旬のセリが出た時に作れば一層味覚を引き立ててくれます。宮廷料理でセリを使うときは、葉の部分を全て落として茎だけを使用します。そうすることで、巻物が美しく見えます。カンフェは牛肉の他に、イカで作る場合もあり、酢コチュジャンとの相性がとても良いです。

五色串焼き(ファヤンジョク)

五色串焼き(ファヤンジョク) 화양적 

五色の串焼きは、韓国語でファヤンジョク(華陽炙)といいます。炙(ジョク)という漢字は、串焼きを意味し、三国時代前の部族国家時代からジョクという焼き方が存在していました。ファヤンジョクは、五色の材料を味付けして焼いてから串に刺して作ったチヂミの一種ですが、ファヤンジョクは粉や溶き卵をまぶしません。チヂミの材料はいろいろありますが、五色の串焼きは花のように華やかなことから、朝鮮王朝時代の宮中では祭事用の食べ物としてよく使われました。

かぼちゃチヂミ(ホバクジョン)

かぼちゃチヂミ(ホバクジョン) 호박전 

ホバクジョンは、朝鮮かぼちゃの卵の付け焼きのこと。酢醤油につけていただきます。淡泊な美味しさと焼きやすさから、ホバクジョンは店でも家庭でもよく作られます。朝鮮かぼちゃの淡泊な味わいを活かして、中心の部分を型抜きし、ひき肉あんや、みじんぎりにしたえびのあんを詰めて焼くこともあります。お祝いの席や、旧正月、お盆の料理に欠かせないジョンの中でも、定番のホバクジョンは、赤唐辛子の飾り(コミョン)をのせると可愛くなります。

白身魚のチヂミ(センソンジョン)

白身魚のチヂミ(センソンジョン) 생선전 

白身魚のチヂミは、淡泊な白身魚を使った卵の付け焼き。使用する魚に、にべ・鱈・鯛・ぼらなどがあります。魚のチヂミは煎油魚とも言われ、形が美しいことから煎油花とも言われています。旧正月やお盆の料理に欠かせないチヂミ。中でも白身魚は必ず用意されます。卵を付け焼きしただけのものは見た目がシンプルで庶民的ですが、赤唐辛子を型抜きしたものや、春菊を葉っぱにみたてて飾り(コミョン)をのせると、韓定食にだされるようなジョンになります。

いしもちの辛味焼き(チョギヤンニョムグイ)

いしもちの辛味焼き(チョギヤンニョムグイ)  조기양념구이 

いしもちの辛味焼きは、いしもちにコチュジャンたれを塗って焼いた辛味の焼き魚。韓国語でいしもちのことを「チョギ」と言います。また、いしもちの干物を「クルビ」と言って、旧正月やお盆の贈り物として人気があり、高級なものになるとケタが違います。天井にクルビをぶら下げておき、ご飯をひとすくいして、クルビを一度見つめてからご飯を口に入れ、これを繰り返してご飯を食べたという「ケチン坊の話」があるほどおいしい魚です。

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