料理紹介

刺身冷麺(フェネンミョン)

刺身冷麺(フェネンミョン) 회냉면

刺身冷麺は、唐辛子をベースにしたタレで混ぜて食べるスタイルの、咸興(ハムン)冷麺に当たります。朝鮮戦争により北側から南側に避難した方たちが、故郷の味に思いを馳せて冷麺を作り、全国に広がりました。一般的な冷麺は牛肉を使いますが、刺身冷麺はエイやカレイなどの刺身を酢入りのコチュジャンで味付けをして、麺に添えています。エイ料理の中で発酵臭の強い刺身が有名ですが、冷麺に使うものは独特の臭いはないので、食べやすくなっています。

キムチ炊き込みご飯(キムチパプ)

キムチ炊き込みご飯(キムチパプ) 김치밥

キムチ炊き込みご飯は、20世紀にキムジャンが活発に行われるようになって、作られるようになりました。穀倉地帯が広がり、食文化の豊かな黄海道(ファンヘド)の郷土料理ですが、全国的に良く食べられています。炊き込みご飯に使うキムチは、ムグンジという酸味の強くなった熟成したものを使います。加熱により酸味が旨味に変わって、味わい深い美味しさになります。どの家庭にも白菜キムチが常備されているので、手軽に作れる点が魅力です。

小豆粥(パッチュク)

小豆粥(パッチュク) 팥죽

小豆粥(パッチュク)は、一年で夜が最も長い冬至に食べる食べ物で、赤い色が悪鬼を払い、病気をなくすと信じられました。昔はあずき粥を家の中でまいて、厄よけをしていましたが、現在は食べるだけになりました。粥に入っている餅はセアルシムと言い、鳥の卵の心という意味で、年の数だけ食べると一年が安泰に過ごせると信じられています。小豆粥の味付けは地域によってことなり、通常は塩ですが、南の地方では砂糖を入れて食べます。

コンククス

コンククス 콩국수 

コンククスは、豆乳スープの麺料理。さっぱりとして香ばしい味で栄養価が高く、暑さに疲れやすい夏に好んでよく食べられています。韓国の食堂では、夏限定でコンククスを出すお店も多く、夏メニューの定番。大豆ベースの豆乳の他には黒豆を使ったものや、ゴマ入りもあります。コンククスの食べ方は、まずは白いままで食して豆乳本来の味を楽しんでください。途中から白菜キムチを投入すると、複雑な旨味が加わわり、二種類の味わいが堪能できます。

温麺(ククスジャンクク)

温麺(ククスジャンクク) 국수장국 

温麺(ククスジャンクク)は、別名チャンチククスともいい、牛肉の旨味がきいたスープが特徴です。昔は主に誕生日や宴会の日に客を接待するための食べ物で、誕生日に麺を食べれば長生きし、結婚式の日に食べれば、新郎新婦の結縁が長続きすると信じられました。チャンチは「お祝い」の意味があるのですが、適齢期にもかかわらず、まだ結婚していない人に対して「いつチャンチククスを食べさせてくれるの?」という表現があります。

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